8.6ヒロシマ平和へのつどい 2010

▲BACK
● 関連行事スケジュール
● よびかけ文
●2010市民による平和宣言
(日本語
/English
● 賛同団体・よびかけ人


2010 NPT 再検討会議の結果とオバマ政権の核政策批判
− 今後の核廃絶運動の展望に向けて ―


●オリンピック広島誘致批判


田中利幸(広島市立大学広島平和研究所教授)


ヒロシマ スタディ ツアー2010(PDF) フィールドワーク2010(PDF)
 
8.6ノーニュークス・ピースウォーク(PDF)
ニューメキシコ州アラモゴードでの核実験を皮切りに、
中部太平洋マーシャル諸島、旧ソ連のセミパラチンスク、
米国のネバダ砂漠、オーストラリア、旧ソ連のノヴァヤゼムリャ、
アラスカのアムチトカ島、アルジェリアのサハラ砂漠、南太平洋、
中国・チベット、ポリネシア、インド、パキスタンでと
核実験は繰り返され、多くのヒバクシャが生み出されました。

さらに、ウラルの核惨事、スリーマイル島原発・
チェルノブイリ原発事故、JCO東海の臨界事故のヒバクシャや
ウラン鉱山採掘現場でのヒバクシャ、DU被害者、
現在運転中の原発を含めると
世界中にヒバクシャは増え続けているわけです。

そういう意味を受けとめての8月6日、
ノーニュークス・ピースウォークです。

上関原発のための埋立工事を中止せよ!の声を
被爆地広島であげよう。


8.6ヒロシマ平和へのつどい2010(PDF)



< 過去のつどい >
2000 2001 2002 2003 2004
2005 2006 2007 2008 2009


▲PAGE TOP





関連行事スケジュール


■8月5日(木)
11:00
14::00〜16:00
13:00〜16:30
13:00〜17:30
18:00〜20:30
21:00〜23:00
ピースサイクル広島到着集会
フィールドワーク/平和公園・碑めぐり
フィールドワーク/原民喜の「夏の花」を歩く
フィールドワーク/米軍岩国基地/錦帯橋 バスツアー 
8.6ヒロシマ平和へのつどい2010(市民交流プラザ)
全国交流会 

■8月6日(金)
7:00〜 
7:45〜8:15
8:15〜8:25
8:30〜9:00
9:00〜11:00

13:00〜16:30
「市民による平和宣言」&「8.6新聞意見広告」配布
グラウンド・ゼロのつどい(原爆ドーム前)
ダイ・イン(原爆ドーム前)
ノー・ニュークス・ウォーク(原爆ドーム前〜中国電力本店前)
脱原発座り込み(中国電力本店前)
フィールドワーク/広島城周辺 徒歩コース
フィールドワーク/宇品・比治山 自動車コース   




▲PAGE TOP




8.6ヒロシマ平和へのつどい2010 よびかけ文(趣旨)

「核と安保をけっとばせ ― 爆心地からの想像力を ―」

1945年7月16日午前5時半、米国ニューメキシコ州アラモゴードでプルトニウム爆弾が史上初めて炸裂。この核実験で、人類は恐るべきパンドラの箱を開けた。8月6日にウラン爆弾が広島に、8月9日にはプルトニウム爆弾が長崎に投下され、両市で一瞬のうちに数万人にのぼる市民が殺害され、年末までに20万人以上が死亡した。

戦後、この核兵器による無差別大量虐殺に対する強い怒りが、核兵器徹底批判をテーマとして人間性を深く追求する、様々な傑出した文学・芸術作品を産み出した。1954年「ビキニ被災」を機に始まった反原水爆運動は、被爆者救済運動を呼び起こし、以来、国籍・居住地を問わず全ての原爆被害者への援護・国家補償を闘い取る苦闘の運動として展開されてきた。この65年にわたる文化・社会運動の根幹は、米国政府が犯した「人道に対する罪」の糾弾のみならず、日本国家の侵略戦争・戦後責任を厳しく問うという思想にある。深い人間性に基づいた、非人道的残虐行為への怒りと責任追及なくして、広島・長崎の反戦反核運動は存在しえない。

米露をはじめとする核保有国が、現在、核兵器の削減に向けて努力し始めたことは歓迎できる。しかし、その一方で、核抑止政策をあくまでも維持することによって、安保理5常任理事国による核の独占的保有を永久化し、原子力産業を推進させるという政策をとっている。日米安保体制とそれに基づく米軍基地、とくに、沖縄と岩国における基地の存続は、まさに米国政府のこうした核抑止政策に深く取り込まれていることを忘れてはならない。「核抑止政策」は、厳密には「政策」などではなく、ニュールンベルグ原則によって規定されている「平和に対する罪」なのである。「核抑止力」の実態は、核兵器を使って無差別大量虐殺=「人道に対する罪」を犯す計画を立て、且つその準備をしている犯罪行為に他ならない。

核兵器廃絶は、いわゆる「原子力平和利用」がある限り不可能である。核兵器製造に直結し、放射性廃棄物が劣化ウラン兵器として利用される原子力のエネルギー利用は早急に停止し、原子力産業に投資している多額の予算を、環境を破壊しない代替エネルギーの開発に振り向けることが必要である。全生態系が調和を保って存続していけるような自然環境を維持し守ることは、私たちの平和運動の重要な一部である。

このように私たちの前には、核をめぐる様々な問題が立ちはだかっている。戦争と核のない世界を私たちのものにするには、爆心地がこれまでに産み出してきた文化と思想をフルに活用し、且つ私たち独自の平和に向けての想像力を養い高め、それを現実化していかねばならない。


集会発言者とテーマ


●「ヒロシマから」     
  木原省治さん(原発はごめんだヒロシマ市民の会代表、被爆二世)

●「ナガサキから」    
  舟越耿一さん(長崎ピースウィーク実行委員会代表、長崎大学教授)

●在外被爆者からのアピール
  盆子原国彦さん(在ブラジル被爆者)

●「上関原発建設を止めよう!」
  高島美登里さん(長島の自然を守る会代表)

●「米軍再編の見直しを!」
  田村順玄さん(岩国市議)

●「辺野古に米軍新基地はつくらせない!」
  安次富 浩さん(ヘリ基地反対協)

●「北東アジアの民衆の安全保障をどうつくりだすのか?」
  湯浅一郎さん(ピースデポ代表)

●「オバマと菅政権下における危機と私たちの希望」
  田中利幸

 


日 時 8月5日(木)午後6時〜8時半
会 場 広島市まちづくり市民交流プラザ
     北棟研修室ABC(広島市中区袋町6−36)
参加費 1,000円




▲PAGE TOP




賛同団体
ピースリンク広島・呉・岩国
広島YWCA
呉YWCA
第九条の会ヒロシマ
ピースサイクル広島ネットワーク
郵政労働者ユニオン中国地方本部

◆呼びかけ人
赤木弘子  (広島YWCA)
足立修一  (弁護士)
池田幸慶  (9条があぶない!三原市民の集い)
石岡敬三  (グローイングピース)
遠藤章人  (上関原発を考える広島20代の会)
大月純子  (わたしたちの性と生を語る会・広島代表)
大野明彦  (郵政労働者ユニオン広島中央支部長)
岡田和樹  (上関原発を考える広島20代の会)
岡本珠代  (岡本非暴力平和研究所)
岡本三夫  (広島修道大学名誉教授)
尾崎幸雄 (郵政ユニオン広島東支部長)
郭文鎬   (在日韓国民主統一連合広島本部代表)
嘉指信雄  (NO DUヒロシマ・プロジェクト代表)
上関英穂  (郵政労働者ユニオン本部執行委員)
遠藤章人  (上関原発を考える広島20代の会)
木原省治  (原発はごめんだヒロシマ市民の会代表)
木村浩子  (呉YWCA We Love9条)
久野成章  (環境社会主義研究会)
久保まさかず(広島の歴史をみてまわる会)
久保田十一郎(日本キリスト教団西中国教区・広島西分区牧師会)
佐々木 孝 (第九条の会ヒロシマ)
実国義範  (平和を考える市民の会・三次)
柴田もゆる (教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま)
進藤狂介  (被爆問題研究者、山口県)
田中繁行  (呉ピースサイクル)
田中利幸  (広島市立大学広島平和研究所教授)
竹本和友  (ピースサイクル広島ネットワーク事務局長)
竹原陽子  (広島花幻忌の会会員)
伊達 工  (ピースサイクル全国ネットワーク共同代表)
谷本大岳  (ピースサイクル広島ネットワーク副代表)
田村順玄  (岩国市議、ピースリンク岩国世話人)
坪山和聖  (日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山)
戸村良人  (広島YWCAヒロシマの今から過去を見て回る会)
豊永恵三郎 (被爆者、韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部長)
長尾真理子 (呉YWCA We Love9条)
永冨弥古  (呉YWCA We Love9条)
難波郁江  (広島YWCA会長)
中峠由里  (呉YWCA We Love9条)
西岡由紀夫 (ピースリンク呉世話人)
新田秀樹  (ピースリンク広島世話人)
橋本 真  (九条の会・はつかいち)
馬場浩太  (広島修道大学名誉教授)
日南田成志 (イラク平和テレビ局in Japan・広島)
平岡 清  (郵政労働者ユニオン中国地方本部委員長)
平岡典道  (ピースリンク広島・呉・岩国)
平賀伸一  (広高教組呉地区支部平和教育推進委員長)
藤井純子  (第九条の会ヒロシマ)
増見新次  (郵政労働者ユニオン呉支部長)
三嶋研二  (郵政労働者ユニオン中国地本副委員長)
溝田一成  (脱原発へ!中国電力株主行動の会)
村田民雄  (市民運動交流センター・ふくやま代表)
森 輝幸  (郵政労働者ユニオン安芸府中支部長)
森瀧春子  (核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表)
山田忠文  (東北アジア情報センター運営委員)
山田禮正  (人民の力)
湯浅一郎  (ピースリンク呉前世話人、当実行委員会前代表)
横原由紀夫 (広島県原水禁元事務局長)
吉井信夫  (ピースサイクル広島ネットワーク代表)
吉田正裕  (東北アジア情報センター運営委員)
渡田正弘  (グローバリゼーションを問う広島ネットワーク)

(5月25日現在)


▲PAGE TOP



■主催:
8.6ヒロシマ平和へのつどい2010実行委員会(代表/田中利幸)
■事務局:
住所 広島市西区天満町13-1-709
電話 090-4740-4608 FAX 082-297-7145 
Eメール kunonaruaki@hotmail.com
HP   http://www.d6.dion.ne.jp/~knaruaki/
郵便振替「8・6つどい」01320‐6‐7576 
賛同カンパ:1口、1,000円