8.6ヒロシマ平和へのつどい2004

 

被爆60周年へ新たなスタートを

ヒロシマからの再出発、

  憲法9条で戦争を止めよう

これ以上、生命(いのち)を奪う前に、奪われる前に、

イラクから自衛隊を撤退させよう

 

被爆から59回目の夏です。来年は、被爆60周年になります。定年制60歳

で言えば、職場の現役に戦争体験者が一人もいない時代が始まります。

 イラク、アフガンの姿は、暴力によって暴力が応酬する世界は、泥沼のあり

地獄にはまるだけであることを示しています。日本国憲法九条こそが戦争を止

める力です。このことを、改めてヒロシマから問いたいと思います。

 

発言者:

1  歌  (K−ネット)   
2  司会・開会挨拶
3  長崎から        
4  「朝鮮半島の平和と日本」
5  ケン・オキーフさん             
   (イラク戦争前の「人間の盾」発起人)           
6  イヴァン・メディナさん (イラク戦争帰還米兵)
7  イラク医師、DR..サルマさん           
8  嘉指信雄さん                 
9  ラリー・ウイットナーさん
   ニューヨーク州立大学アルバニー校
   「アメリカ人として9条をどうみる」           
10  田中利幸さん                 
11  フロアーから 
12  まとめの発言 湯浅一郎      
13  「市民による平和宣言」採択
14  諸行動案内        

15  閉会挨拶

 

市民球場    紙屋町

 

YMCA 八丁堀

 

 

 

 

デオデオ

            福屋デパート

 

県民文化センター

 

 

 

 

 

 

 

 

     会場: 広島YMCA地下コンベンションホール 

        広島市中区八丁堀7-11 082-227-6816

     会場カンパ: 1,000円(学生など500円) 

     宿泊: 県民文化センター 4,500円

        広島市中区大手町1-5-3 082-245-2311

 


8.6ヒロシマ平和へのつどい2004(代表:湯浅一郎)

事務局:〒733−0022 広島市西区天満町13−1−709久野方  電話&FAX 082−297−7145

knaruaki@d6.dion.ne.jp   ホームページ:http://www.d6.dion.ne.jp/~knaruaki/2004tudoi.htm

郵便振替 「8・6つどい」01320―6―7576 賛同カンパ1口―1000円

 

関連行事

 

■8月5日(木) 14:00 ピースサイクル広島到着集会/原爆ドーム

14:00 フィールドワーク平和公園碑めぐり/原爆ドーム

14:15 米軍岩国基地コース/JR岩国駅

18:00 平和へのつどい2004(YMCA地下コンベンションホール)

21:00 全国交流会/県民文化センター6階和室

■8月6日(金)  7:00 「市民による平和宣言」配布活動/平和公園内

           8:15 ダイ・イン/原爆ドーム前

           8:30 グラウンド・ゼロのつどい/原爆ドーム前

           9:00 ピースウォーク/原爆ドーム前〜中国電力

           9:30 反原発座り込み行動/中国電力本店前

           9:30 フィールドワーク広島城周辺徒歩コース/原爆ドーム

          13:00 フィールドワーク宇品・比治山自動車コース/YMCA2号館ロビー

■8月7日(土)  9:00 広島湾スタディ・クルージング/宇品港

 

 


私たちは呼びかけます。

赤木弘子(広島YWCA)/足立修一(弁護士)/池田幸慶(9条があぶない!三原市民の集い)/大月純子(私たちの性と生を語る会・広島)/岡本三夫(第九条の会ヒロシマ代表)/奥田勝(ピースサイクル呉)/奥原弘美(平和と民主主義をめざす全国交歓会広島)/小武正教(僧侶)/小田原栄子YWCA)/(カク) () ()(在日韓国民主統一連合広島本部)/嘉指信雄(劣化ウラン弾禁止を求めるグローバル・アソシエーション)/上関英穂(郵政労働者ユニオン中国地方本部委員長)/河合知義(グループ・ニカラグアの風)/河手尚哉(広島平和と生活をむすぶ会)/木原省治(原発はごめんだヒロシマ市民の会代表)/岸本伸三(全国被爆二世教職員の会会長)/久野成章(環境社会主義研究会)/久保まさかず(呉と島々の歴史をみてまわる会)/久保田十一郎(日本キリスト教団西中国教区・広島西分区牧師会)/佐久間佳子(第九条の会ヒロシマ)/さとうしゅういち(広島瀬戸内新聞主筆)/澤田美和子(グローバル・ピースメーカーズ・アソシエーション)/実国義範(平和を考える市民の会)/篠原 收(広島女学院大学教員)/柴田もゆる(教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま)/ジーン・イングリス(みかん生産者)/竹本和友(ピースサイクル広島ネット)/伊達 純(ピースリンク広島・呉・岩国)/伊達 工(ピースサイクル広島ネット代表)/田中利幸/谷本順子(主婦)/谷本大岳(郵政ユニオン)/(チン) (ヨン) ()(在日韓国青年同盟広島県本部委員長)/塚本勝彦(人民の力)/土井桂子(ヌチドゥタカラ(命こそ宝)ひろしま)/戸村良人(ヒロシマの今から過去を見て回る会)/豊永恵三郎(被爆者、韓国の原爆被害者を救援する市民の会・広島支部長)/夏原信幸(三菱広島・元徴用工被爆者裁判を支援する会事務局)/難波郁江(広島YWCA)/西森伸幸(ピースリンク広島・呉・岩国)/新田秀樹(ピースサイクル広島ネット事務局長)/沼田鈴子(被爆者、広島アジア友好学院院長)/羽熊直行((上関町)長島の自然を守る会副代表)/一  泰治(広島と沖縄をむすぶつどい)/橋本 真(教科書ネット)/馬場浩太(広島修道大学教員)/日南田成志(世界イラク民衆法廷広島公聴会事務局長)/平岡典道(広高教組定通部)/平賀伸一(広高教組呉地区支部平和教育推進部長)/藤井純子(第九条の会ヒロシマ)/堀野元治(ピースリンク広島・呉・岩国)/増見新次(郵政ユニオン呉)/松浦正人(市民運動センターふくやま)/松本雅裕(自治体労働者)/松藤富隆(ヘルパー)/三嶋研二(郵政ユニオン)/溝田一成(中国電力脱原発株主代表訴訟原告団)/宮地靖子(広島YWCA)/宮田喜久代(広島YWCA会長)/村中信行(郵政ユニオン)/森瀧春子(核兵器廃絶をめざすヒロシマの会共同代表)/山内正之(毒ガス島歴史研究所)/山内静代(毒ガス島歴史研究所)/山田順二(平和のための通訳者グループHIP)/山田忠文(広島アジア友好学院理事長)/湯浅一郎(ピースリンク広島・呉・岩国世話人)/横原由紀夫(原水禁、有事立法はイケン(違憲)!広島県市民連絡会)/吉井信夫(郵政ユニオン)/渡田正弘(グローバリゼーションを問う広島ネットワーク準)

 

                    70人       2004年6月15日現在

 

      市民による平和宣言2004
ヒロシマからの再出発、憲法九条で戦争を止めよう

 有事関連法が成立し、武装自衛隊のイラク派兵が続く中で、ヒロシマは59回目の原
爆忌を迎えている。この背景は、世界が、超大国アメリカによる対アフガニスタン戦
争、対イラク戦争に象徴される「暴力の連鎖」に満ち、日本政府が、アメリカの意向
にそう選択をしていることにある。
 59年前の今日、広島に原爆を投下し、幾十万人もの人々を無差別に虐殺したアメリ
カは、未臨界核実験の強行、小型核兵器の開発、核実験の再開など自らの核兵器体系
を強化している。そして2003年3月、大量破壊兵器保有「疑惑」を口実に、イラクを
先制攻撃し、バンカーバスター・クラスター爆弾・劣化ウラン弾など非人道的な準大
量破壊兵器を使用し、破壊の限りをつくした。しかし、大量破壊兵器は見つからず、
何一つ大義のない侵略戦争であったことがいよいよ明らかになっている。私たちは、
世界で唯一、ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下を実行し、今またイラクへの先制攻撃
をしたアメリカ政府の行為に対して、国際法違反の戦争犯罪として断罪する作業を強
力に推進せねばならない。
 2月14日、呉基地F桟橋の両側に輸送艦「おおすみ」、護衛艦「さみだれ」の2隻
が停泊し、相次いでイラク、アフガンに向け出港した異様な光景を私たちは決して忘
れない。これは、自衛隊創設以来、初めてのことであり、呉が派兵国家へのハードル
を越えた瞬間であった。今、日本は「派兵国家」へ向けて暴走しており、被爆都市広
島の足下の街、呉がその一つの中心なのである。これまで「専守防衛」の枠内にいた
自衛隊が、発足50年にしてイラク多国籍軍への参加など重大な変質をとげているこ
とを容認するわけにはいかない。
 これと重なって、アメリカ軍の世界態勢見直しの一環として、在日米軍が大きく再
編されようとしている。これは、安保条約をすら逸脱している。その一つが岩国への
厚木からの移駐計画という形でヒロシマに押し寄せている。これに伴い2003年1月の
広島県大黒神島にNLP訓練用滑走路を作る構想などが再浮上する可能性が高い。そ
して原子力空母が瀬戸内海を徘徊し、空母艦載機によるNLP訓練などの常態化が懸
念され、ヒロシマの基地は飛躍的に強化される。厚木の岩国移駐は、何としても阻止
せねばならない。
政府とそれを支える勢力は、いまなお原爆被害を過小評価し、戦争責任も十分とら
ないことの延長上で、日本を再び「戦争ができる国」にしようとしている。この後、
憲法九条を変えるために不可欠な国民投票法案、海外派兵の恒久化法案、更にその先
に憲法の本丸を変える手続きが待っている。昨年の「市民の平和宣言」で、<「あな
たは、子どもたちに「戦争ができる国」を残したいのですか?」との問いが爆心地の
地中深くから、無数のうめき声となって、聞こえてくるようです>と書いたが、事態
はより深刻化している。
 しかし、イラク、アフガンの姿が示しているように、暴力によって暴力を抑えよう
とする政策は、泥沼のあり地獄にはまるだけである。アメリカの戦争と占領政策は破
綻している。平和憲法、九条の価値を共有し、あくまでも堅持するべきである。九条
を変えるのではなく、むしろ九条を世界に広げることこそが、世界の困難を解決して
いく、唯一の道である。世界は九条を必要としており、九条こそが戦争を止める力で
ある。
 被爆60周年をひかえた今、私たちは、宣言する。 被爆60周年、NPT再検討
会議のある2005年をできる限り早い時期に核兵器廃絶への道筋をつけさせる年にしよ
う。
 これ以上、生命を奪う前に、奪われる前に、イラクから自衛隊を撤退させよう
ヒロシマからの海外派兵・派遣を許さない。
 日本を派兵国家にするな。
 米アジア戦略の再編を許さず、在日米軍の撤退を求めよう!
 厚木の空母艦載機部隊の岩国移駐を許さない!
「暴力の連鎖」を断つために、憲法九条を堅持し、その精神を世界に活かそう!

                              2004年8月6日
8・6ヒロシマ平和へのつどい2004 参加者一同
    事務局:〒733−0022 広島市西区天満町13−1−709久野方
    電話&FAX 082−297−7145
     ホームページ:


行動報告(湯浅一郎)

 


 

2005年のつどい

 

2003年のつどい

 

2002年のつどい

 

2001年のつどい

 

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/5678

有事立法はイケン(違憲)!広島県市民連絡会

 

http://ww3.enjoy.ne.jp/~simoiti1329/

戸村良人さんホームページ(ヒロシマの今から過去を見て回る会)


広島瀬戸内新聞