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被爆・敗戦80年、天皇徳仁の広島訪問に関する
市民共同声明
(呼びかけ市民団体)
8・6ヒロシマ平和へのつどい2025実行委員会
今年は、第2次世界大戦終結80年、日韓基本条約60年という歴史的な節目の年です。石破首相は、「戦後80年談話」の発表をしないようです。戦後50年の節目となった1995年村山首相は「植民地支配と侵略」によってアジア諸国の人々に「多大の損害と苦痛を与え」たことや、「痛切な反省」と「心からのお詫び」を明記した首相談話を発表しました。その後の歴代政権も、これを踏襲するとしてきましたが、安倍政権、菅政権、岸田政権、石破政権は、明確な歴史認識を示すことなく、侵略行為を反省もせず、あろうことか、軍事費の大増額(5年で43兆円という大軍拡)、自衛隊・米軍一体化による対中国戦争準備体制の構築に突き進んでいます。
私たちは、東京をはじめ日本全国大空襲-沖縄戦-広島・長崎原爆ジェノサイドから80年の今年、軍都廣島131年の歴史の中で、被爆・敗戦の意味を考えることを訴えます。すなわち、天皇制軍国主義による大日本帝国が行った朝鮮半島の植民地支配、重慶爆撃、南京大虐殺を含むアジア侵略戦争、「沖縄全島捨て石戦」を日本政府が謝罪・賠償すること。そして、アメリカ合州国政府に対して、広島・長崎への原爆無差別大量虐殺攻撃(原爆ジェノサイド)と東京をはじめ日本全国の多くの都市に対する焼夷弾無差別大量虐殺攻撃を謝罪させ、日本人被害者のみならず、朝鮮人被害者を含むすべての無差別空爆被害者への賠償を求めます。
私たちには、この歴史・認識を若い世代に継承していく責任が問われています。その上で、天皇徳仁がこの6月に広島訪問を実施することに対して、天皇裕仁の戦争責任を改めて確認します。開戦責任はもちろん、一貫した軍事指導者としての責任があります。そして、国体護持=天皇制維持だけのために明白な敗戦局面でも降伏受け入れを遅らせ、東京大空襲、沖縄戦、広島・長崎への原爆攻撃を招いたのです。アメリカ政府側も、日本政府側が降伏決定を遅らせ、戦略的には全く必要のない原爆攻撃を自ら招くような形にする政治的画策を行い、日本政府側はこの戦略に陥りました。さらに、降伏後も、自らの延命のために、沖縄を切り捨て、占領軍にすり寄っていきました。
その上で、以下、声明します。
1 日本政府は、アジア侵略戦争、植民地支配について、被害者と被害国に対して謝罪し、賠償に応じること。
2 日本政府は、日韓基本条約60年の今年、朝鮮半島における植民地支配に対して、1910年の韓国併合条約とそれ以前に締結された条約・協定が当初から無効であることを認め、謝罪し賠償すること。特に、大韓民国との間では、1998年に金大中大統領と小渕首相による日韓共同宣言で、日本の植民地支配による損害と苦痛を認めおわびをした。このことから、日本政府は、1965年の日韓請求権並びに経済協力協定において、韓国民衆からの日本政府に対する個人請求権は放棄されていないことを早急に表明すること。
3 日本政府は、朝鮮民主主義人民共和国に対して、2002年の日朝平壌宣言を早急に履行すること。
4 植民地支配に起因して日本に在住する朝鮮半島にルーツをもつ者に対して、民族的権利を保障し、人権救済(朝鮮学校への高校無償化制度の適用など)を行うこと。
5 アメリカ政府は、原爆・焼夷弾無差別大量虐殺攻撃(無差別空爆ジェノサイド)について、被害者と被害国(日本を含む被害を受けたすべての国)に対して謝罪し、賠償すること。
6 日本政府は、原爆・焼夷弾無差別大量虐殺攻撃(無差別空爆ジェノサイド)を起こさせたことについて、被害者と被害国(日本以外の被害を受けたすべての国)に対して謝罪し、賠償すること。
7 日本政府とアメリカ政府は、朝鮮民主主義人民共和国在住の被爆者に対して、謝罪し、賠償をすること。
8 天皇徳仁と上皇明仁は、天皇裕仁の戦争責任を認識して、国体護持のために市民が戦争と原爆・焼夷弾の被害に遭った事実を認めて、被害者に謝罪を表明すること。
9 日本政府の意思表明においては、国会で議決し、国家として表明すること。
上羽場隆弘 (九条の会・三原)
大月純子 (被爆二世、福島原発告訴団・中四国事務局)
小武正教 (ミャンマー(ビルマ)市民の訴えを聞く会)
久野成章 (環境社会主義研究会)
実国義範 (人民の力協議会)
田中利幸 (歴史家、「8・6ヒロシマ平和へのつどい」2009-2018代表)
坪山和聖 (日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山)
土井桂子 (日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク)
西岡由紀夫 (被爆二世、日鉄呉跡地問題を考える会共同代表)
新田秀樹 (ピースリンク広島・呉・岩国世話人、戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク)
岡原美知子(日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク・事務局長)
大道美代子
斎尾和望 (元高校教員)
坂田光永 (市民SOHO蒼生舎)
島村眞知子(第九条の会ヒロシマ)
城山大賢 (報正寺)
たけだまるみ
竹本和義 (九条の会・呉)
都築寿美枝
西浦紘子 (岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会)
藤井純子 (第九条の会ヒロシマ)
河合知義 (広島市民)
坂原英見 (浄土真宗本願寺派僧侶)
広瀬ケーナ(ラディチェス - 移民・難民支援団体代表)
三木郁子 (憲法の改悪を許さない広島県民会議)
武藤貢 (福山ユニオンたんぽぽ)
尹康彦 (在日韓国民主統一連合広島本部代表委員)
朴隆宏 (在日韓国民主統一連合広島本部副代表委員)
川本正晴 (広島市民)
沢田正 (日本ジャーナリスト会議会員)
足立修一 (弁護士)
久野満康 (戦争させない・9条壊すな!ヒロシマ県北行動)
溝田一成 (ヒロシマ・環境・エネルギー研究室)
塚本勝彦 (人民の力山陽協議会)
岸直人 (教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま)
谷元絢子 (ふりーすぺーす風や)
西嶋佳弘 (日本基督教団広島牛田教会牧師)
石岡真由海(府中市民)
小川敏男 (広島県府中市民)
小川千鶴 (広島県府中市民)
永冨彌古 (呉YWCA会員)
難波郁江 (広島YWCA代表)
日南田成志(ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)•広島)
中村平 (広島市在住)
奥田圭 (【Chosen Family Shobara】主催)
田野淳路 (被爆2世)
夏原信幸
浅川泰生 (広島市民)
湯浅一郎 (海洋物理学、海洋環境学。「8・6ヒロシマ平和へのつどい」1997ー2008代表)
としまる (JCA-NET)
稲垣豊 (ATTAC首都圏)
京極紀子 (「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会)
小野政美 (「日本戦没学生記念会」(わだつみ会)」常任理事)
金見倫吾 (浄土真宗本願寺派僧侶)
白川真澄 (ピープルズ・プラン研究所)
城間かずふみ(新時代ピースアカデミーNPA理事・千里ニュータウン9条の会)
高橋博子 (アメリカ合衆國史研究者)
武田隆雄 (日本山妙法寺僧侶)
弘田しずえ(カトリック・シスター)
清水雅彦 (日本体育大学教授(憲法学))
内田雅敏 (弁護士)
渡辺健樹 (日韓民衆連帯全国ネットワーク共同代表)
加藤正姫 (韓国オプティカルハイテック労組を支援する会)
大畑龍次 (日韓民衆連帯全国ネットワーク)
高井弘之 (ノーモア沖縄戦えひめの会 運営委員)
井戸孝彦 (人民の力協議会代表)
石川健彦 (人民の力長野協議会)
北澤孝 (人民の力長野協議会)
後藤正次 (人民の力長野協議会)
伊藤公正 (人民の力長野協議会)
滝本あい子(下関市民)
寺尾光身 (名古屋工業大学名誉教授)
藤澤宜史 (宮城県民、ピースリンク広島・呉・岩国 会員)
村上らっぱ(府中萬歩記)
大橋奈穂子(原発イヤだ!府中)
野村洋子 (労働運動活動者評議会)
梶野宏 (反天ジャーナル編集委員会)
山中哲夫 (ノーモア沖縄戦えひめの会 会員)
池田晴男 (人民の力北海道協議会)
三浦まゆみ(浄土真宗本願寺派 西順寺 住職)
桜井大子 (天皇制問題情報交換会)
新孝一
川上直子 (バスストップから基地ストップの会)
山本みはぎ(不戦へのネットワーク)
藤井克彦 (戦争をさせない1000人委員会あいち)
榊原晴美 (名古屋市民)
松村素子 (労働者共闘)
古橋雅夫 (関西共同行動)
山本将嗣 (関西共同行動)
山田謙 (関西三里塚闘争に連帯する会)
根本博 (南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会)
高田健 (許すな!憲法改悪・市民連絡会)
大村忠嗣 (長野ピースサイクル実行委員)
斎藤竜太 (大和市 医師)
斎藤春枝 (大和市民)
小林久公 (過去と現在を考えるネットワーク北海道 代表)
池田年宏 (ピースサイクルおおいた)
小林栄一 (人民の力長野協議会)
坂本照子 (いせ九条の会)
筑紫建彦 (憲法を生かす会)
松岡幹雄 (とめよう改憲!おおさかネットワーク)
小田諭 (おおさかピースサイクル)
久保博夫 (沖縄ピースサイクル)
松本百合 (無職)
山田光一 (「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット)
山口恒樹 (緑の大阪)
渡辺多嘉子(カトリック)
Swing MASA(ジャズサックス奏者)
山口広 (天皇教信仰を拒否する自由市民)
松井高純 (伊勢市民)
植松青児 (戦後80年・路上大学コレクティブ)
古川徳浩 (戦後80年・路上大学コレクティブ)
宮澤實 (人民の力長野協議会)
(2025年6月12日時点 114人)
《連絡先》
8・6ヒロシマ平和へのつどい2025実行委員会
〒730-0853 広島市中区堺町1-5-5-1001
090-4740-4608(久野成章)
Eメイル: 86tudoi.hiroshima@gmail.com
ホームページ: https://8-6hiroshima.jpn.org/tudoi/tudoi.html

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