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 ●最新情報 (2009年)

2009年7月16日 ●日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会
 主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明

 
  *最新情報は、「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」HPをご覧ください。 
   
http://www.e-hanwa.org/  核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
 
各団体の皆様へ

 下記の「日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明」を「日本会議広島」、「日本会議」、「田母神事務所」に送付しました。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200907230019.html
「中国新聞」
http://www.asahi.com/national/update/0722/OSK200907220089.html
「朝日新聞」

 さらに拡大するために全国各地の団体・個人の皆さんにも呼びかけます。
第二次締切りの賛同数は、団体53、個人6でした。第三次締め切りを
7月31日にします。よろしくお願いします。
 
                      2009年7月27日

==== 切り取り線 ====
団体名 :
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公表可否:   可・ 不可
一言  :

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2009年7月16日

日本核武装論と侵略戦争正当化を主張する8.6田母神広島講演会
主催者「日本会議広島」に抗議し中止を要求する共同声明

 この8月6日午後6時より、メルパルク広島にて、日本会議広島主催で田母神俊雄前航空幕僚長の講演会が開催される。講演演題は、「ヒロシマの平和を疑う」として、田母神前航空幕僚長は「日本のために核武装するべきだと考えており、講演ではそこに触れることになると思う」と明言している。

 昨年10月の麻生政権下、田母神航空幕僚長(当時)が更迭された事件の原因になった論文「日本は侵略国家であったのか」でも明らかなように、田母神論文の目的は過去の戦争の正当化を意図し、それを梃子に再び日本を戦争のできる国づくりに導くことであった。「我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である」との歴史認識は、極端に偏った歴史観から導かれており、歴史的事実に反するものである。制服組トップとして、「集団的自衛権も行使出来ない、武器の使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている」「このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない」と述べ、歴史の見直しを通じて自衛隊を自衛軍に変えていこうとするものである。

 今回の広島講演の目的も、日本国家が引き起こした過去のアジア侵略戦争を正当化し、日本の軍国主義化を推し進めるための日本核武装論を被爆地広島で「8月6日」に主張すること、またはその布石を打つことである。64年前の「8月6日」、アメリカ合州国政府による一発の原爆投下によって、14万人の命が奪われ、その後原爆慰霊碑にまつられた犠牲者の数は現在26万人に達する。生き残った者も、今なお放射線後障害に苦しめられている。そして毎年核兵器廃絶への誓いを新たにする「8月6日」は、あらためて言うまでもなく私たち広島市民にとっては、家族の命日であり特別な一日である。日本会議広島は、この特別な日をあえて選び、しかも明確な核軍縮の風がプラハ・ワシントン・モスクワから吹いているきわめて重要な情勢下、今まさに被爆地が核兵器廃絶の先頭に立つべきこのときに、被爆者や市民に真正面から挑戦しているのである。このような田母神講演会開催を私たちは決して見過ごすことはできない。

 以上の観点から私たちは、日本会議広島に抗議し、8月6日開催予定の田母神講演会を中止することを要求する。そして、市民の皆さんに共に抗議する声をあげることを呼びかけるものである。

                                              以上。

【団体53】

●核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
●安佐南区・安佐北区九条の会
●井口・井口台中学校区九条の会
●イラク平和テレビ局inJapan・広島
●インド・パキスタン青少年と平和交流をすすめる会
●WE LOVE 9条
●岡本非暴力平和研究所
●九条の会・はつかいち
●教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま
●呉YWCA
●建交労広島県本部九条の会
●憲法と平和を守る広島共同センター
●憲法の改悪を許さない広島県民会議
●原水爆禁止広島県協議会
●原発はごめんだヒロシマ市民の会
●市民運動交流センター(ふくやま)
●新日本婦人の会広島県本部
●女性と政治キャンペーン広島
●スクラムユニオン・ひろしま 
●第九条の会ヒロシマ
●’79 女たちから
●日本基督教団西中国教区
●日本基督教団西中国教区核問題特別委員会
●日本基督教団西中国教区社会部委員会
●日本基督教団西中国教区広島西分区委員会
●日本軍「慰安婦」問題を考える会・福山
●日本国民救援会広島県本部
●日本中国友好協会広島県連合会
●日本ベトナム友好協会広島支部
●日本ユーラシア協会広島県連合会
●NO DU ヒロシマ・プロジェクト
●8.6ヒロシマ平和へのつどい2009実行委員会
●ピースサイクル広島ネットワーク
●ピースリンク広島・呉・岩国
●被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会
●ひろしま医療人・九条の会
●広島医療生活協同組合
●広島医療生協津田診療所
●広島県商工団体連合会
●広島県西部平和委員会
●広島県民主医療機関連合会
●広島県母親連絡会
●広島県平和委員会
●広島県ユネスコ連絡協議会
●広島市キリスト教会連盟
●広島のうたごえ9条の会
●広島ユネスコ協会
●広島YWCA
●婦人民主クラブ広島支部
●平和・民主・革新の日本をめざす広島の会
●平和を考える市民の会・三次
●郵政労働者ユニオン中国地方本部
●ワールドフレンドシップセンター

【個人6】

●石川幸枝(保育士)
●北西 允(広島大学名誉教授)
●田尾健一(広島市議会議員)
●武田靖彦(被爆者)
●三浦精子(児童文学者)
●三木郁子(尾道市議会議員)      
                        (2009.7.21 18時現在)

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◆問い合わせ先:
核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition
【共同代表】 
岡本三夫 河合護郎 森瀧春子
【事務局】  
〒730-0802
広島市中区本川町二丁目6番11号第7ウエノヤビル 5F
広島県生活協同組合連合会内
TEL 082−532−1311(HANWA専用)
fax 082−232−8100
Eメール hanwa@e-hanwa.org
ホームページ http://www.e-hanwa.org/
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<活動報告>
下記をクリックすると行動の写真を見ることができます。

  ●自衛隊のソマリア沖派兵反対、呉駅前街宣 (09.03.13)
  
  ●湯浅一郎さん講演会、湯浅一郎さんを送る会 (09.03.14)

  ●海賊対策を口実にしたソマリア派兵抗議行動 (09.03.14)



 2009年3月14日
●海賊対策を口実にしたソマリア派兵抗議行動


本日13日午前、防衛相は東アフリカ海上警備行動を発令しました!
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200903130096.html
「中国新聞」

本日夕方、主なピースリンク・メンバーが呉でソマリア派兵抗議の街宣活動を行なっていますので、こちらからアナウンスをします。
明日3月14日(土)の平和船団海上デモおよび湯浅一郎さん講演会は、同時に取り組みます。

<タイムスケジュール>
 9:00  準備開始
11:30  平和船団を下ろす ソマリア派兵抗議行動開始
13:00  式典 麻生首相出席
14:00  自衛艦「さざなみ」「さみだれ」出港
14:30  抗議行動終了
15:30  麻生首相、呉のホテルで記者会見

(11時から15時まで交通規制がありえるので、早めの行動を)

陸でも声を上げます。

終わり次第、「東方2001」での湯浅さん送別会に合流します。
湯浅さんの講演会は、予定通り14時からあります。
くしくも、ソマリア派兵出港と同時刻です。

麻生首相がじきじきに乗り込んでくる意味は、並々ならぬ決意を持っているということです。麻生政権によるソマリアへの「海賊対策」派兵は、アフガニスタン侵略戦争支援のためのインド洋上での海自による給油作戦と連動した「対テロ」作戦の一環にほかなりません。麻生は、「不安定な弧」に狙いを定めたアメリカ帝国政府の世界戦略をまるごと引き写し、バルト諸国から中東、東アフリカ、中央アジア、東南アジア、東北アジアをつなぐ「自由と繁栄の弧」戦略を外相時代から唱えてきました。

麻生は、1月28日の施政方針演説でも、1月31日のダボス会議での演説でもこの規定を再び持ち出し、アメリカ政府の「対テロ」戦略の一環に自衛隊を軍事的に組み込む姿勢をあらためて強調しています。

新法「海賊対処法案」では、旧来のPKO法やイラク特措法における「緊急避難と正当防衛」の枠組みを超えて「任務遂行のため」へと「武器使用」の権限を大きく拡大することになっています。その際、使われるのが海上保安庁法20条の、停戦命令に応じない船舶・逃亡する船舶に日本の領海内に限って武器使用を認める規定です。

「海賊対処法案」では、この「任務遂行のための武器使用」を「日本領海」から地球のどこにでも拡張することが目指されています。しかも「海賊対策」は「警察活動」なのだから「憲法で禁止する武力行使」にはあたらない、という詭弁でそれは正当化され、かつ他国の船舶の護衛や他国との共同作戦も「警察活動」なのだから「集団的自衛権の行使」ではないと理屈づけられます。

しかし軍隊による任務遂行のための「武器使用」は「武力行使」以外の何ものでもありません。「海賊」とレッテルを貼られている彼らは生活と命をかけて対処するでしょう。

自衛隊の武力行使、集団的自衛権の行使を許すな!

呉現地での抗議行動、または、湯浅一郎さんの講演会にぜひ、一人でも多くの方に来ていただけるよう訴えるものです。